「消費者物価指数」0.3%下落 2カ月連続でマイナス[2020/10/23 10:12]

 総務省が発表した先月の消費者物価指数は、天候の影響の大きい生鮮食品を除いた指数が去年の同じ月に比べて0.3%下落し、2カ月連続でマイナスとなりました。

 灯油やガソリンなどエネルギー価格が下落したほか、幼稚園保育料の無償化やGoToトラベル政策による宿泊料の低下が響いた形です。新型コロナウイルスの感染拡大で4月と5月にマイナスとなった後、6月と7月は横ばいでしたが、8月に続いて再びマイナスとなりました。ただ、マイナス幅は8月の0.4%から縮小しています。総務省では今後の見通しについて注意深く見ていきたいとしています。

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