政治

2020年10月26日 12:04

菅総理は初の国会論戦 野党側は学術会議問題追及へ

2020年10月26日 12:04

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 国会では26日から臨時国会がスタートします。菅総理大臣は初めてとなる国会論戦に向けてどう臨んでいくのでしょうか。

 (政治部・大石真依子記者報告)
 菅総理としては身近な政策の実績を積み上げることで国民の支持を得たい考えです。
 菅総理大臣:「国民のために働く内閣として政権運営に対しての私の決意を申し上げたい」
 この後に行われる所信表明演説では、携帯電話料金の引き下げや不妊治療の保険適用に向けた取り組みなど肝煎り(きもいり)の政策をアピールします。
 また、2050年までに温室効果ガスを実質ゼロにするという目標も打ち出します。25日に早速、自民党の甘利税調会長に税制優遇も含め産業界を後押しするよう指示しました。
 このように矢継ぎ早に政策を打ち出す一方で不安要素もあります。日本学術会議の会員候補6人の任命拒否を巡る問題では説明不足が指摘されていて、野党側は追及を強める方針です。衆議院議員の任期満了まで残り1年を切るなか、解散・総選挙もにらんで与野党の論戦が始まります。

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