核兵器禁止条約発効は「画期的」 公明・山口代表[2020/10/26 20:29]

 核兵器禁止条約の来年の発効が決まったことを受け、公明党の山口代表は締約国会議に日本がオブザーバーとして参加することを政府に求めました。

 公明・山口代表:「こうした国際規範として効力のあるものができ上がるということは画期的なことだと思います。日本としてもこの核保有国と非保有国の橋渡しをすると、そういう使命感を標榜してるわけですから、ぜひオブザーバーとして参加することを強く求めたいと思います」
 核兵器の保有や使用などを禁止する核兵器禁止条約は50の国と地域が批准して来年1月に発効されることになりました。山口代表は「被爆者の熱意が発効に結びついたものとして敬意を表したい」と評価しました。また、締約国会議に日本がオブザーバーとして参加することを求めたうえで、被爆地の広島や長崎でこの開催を誘致する動きがあることについて「強く推進したい」と述べました。一方で、日本が締約国会議に参加することについて加藤官房長官は「慎重に見極めて行く必要がある」としています。

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