核兵器禁止条約の会議 被爆地開催に否定的 菅総理[2020/11/05 17:17]

 菅総理大臣は来年1月の発効が決まった核兵器禁止条約の締約国会議を被爆地の広島・長崎で開催することについて、「慎重であるべきだ」と否定的な考えを示しました。

 立憲民主党・白参院議員:「この条約の発効で世界の雰囲気、変わり始めた。広島、長崎で開催したらどうかと私は提案したい」
 菅総理大臣:「慎重であるべきだというふうに思います」
 政府は核兵器禁止条約に日本が署名をしていないことから、「不適切だ」との考えを示しています。また、菅総理はこの条約について、核保有国のアメリカなどの支持が得られていないとして、「我が国の立場に照らし、条約に署名する考えはない」との立場を改めて強調しました。

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