ひとり親家庭への給付金の再支給 野党が法案提出[2020/11/16 17:40]

 立憲民主党など野党4党は新型コロナウイルス感染拡大の影響で生活に苦しむひとり親の家庭に対して5万円を支給する「臨時特別給付金」を年内に再び支給するための法案を国会に提出しました。

 立憲民主党・山井議員:「コロナで一番苦しんでいるのがひとり親家庭の方々。シングルマザーの方の半数以上が非正規雇用で大変苦しんでいる。第3波が来ていて、このままでは年を越せないと」
 臨時特別給付金は今年8月に政府の新型コロナ対策として児童扶養手当が支給されているひとり親家庭を対象に、子どもが1人の場合は5万円、2人以上の場合は3万円ずつ加算されて給付が行われました。立憲民主党などの野党は「低所得のひとり親家庭は新型コロナの影響で深刻な状況が続いている」として、前回と同様の給付を早急に行うべきだ主張しています。これにかかる費用は775億円程度を見込んでいて、第2次補正予算の10兆円の予備費で対応できるとしています。また、ふたり親の所得が低い家庭に対しても同様の支援を検討することとしています。

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