“デジタル化推進に逆行” 甘利氏が総務省を批判[2020/11/18 15:49]

 自民党のデジタル社会推進本部の甘利明座長は、総務省が地方自治のシステムに補正予算を計上することに対し、デジタル化の推進に逆行しているとして強く批判しました。

 自民党デジタル社会推進本部・甘利明座長:「旧来のシステムを追加するようなものは断じて認めることはできません」
 自民党の提言では、地方自治体がそれぞれ別の情報システムで運用していることに問題があるとして、国と地方自治体のシステムを統一し、国民に利便性の高いサービスの提供を目指しています。また、こうした方針に沿っていない予算は「凍結する」と訴えています。しかし、総務省の第3次補正予算案では地方自治体のシステムの補助に1000億円以上を計上する予定だとして、甘利座長は強く反発しました。提言を受け取った平井デジタル担当大臣も総務省から「相談が来ていない」と問題視していて、見直しを求めていく方針です。

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