「選択的夫婦別姓」約7割が賛成 研究者らが調査[2020/11/18 16:53]

 結婚した後も夫婦が望む場合には結婚前の姓を名乗れる「選択的夫婦別姓」について研究者らが調査を行ったところ、賛成が7割に上りました。

 調査は早稲田大学の棚村政行研究室と市民団体「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」が、60歳未満の成人男女7000人を対象に実施しました。そのなかで「自分は夫婦同姓がよい。他の夫婦は同姓でも別姓でも構わない」と回答した人が35.9%、「自分は夫婦別姓が選べるとよい。他の夫婦は同姓でも別姓でも構わない」と回答した人が34.7%で、約7割の人が選択的夫婦別姓に賛成の意向を示しています。一方、「自分は夫婦同姓がよい。他の夫婦も同姓であるべきだ」と回答した人は14.4%でした。加藤官房長官は、この調査結果を受けて今後の議論の在り方について「国民各層の意見、国会における議論の動向などを注視しながら対応を検討していきたい」と述べました。

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