今国会で初の憲法審査会 国民投票法の改正案巡り[2020/11/19 19:09]

 国会では19日、継続審議となっている憲法改正の手続きを定めた国民投票法の改正案を巡り、今の国会で初めてとなる衆議院の憲法審査会が開かれました。

 自民・新藤議員:「国民投票法に関する議論に関しましては懸案になっております、CM規制やその他の論点に関する議論をさらに積極的に進めていくべきであり、そのためにも公選法並びにの7項目案については速やかに手続を進めるべきと考えております」
 立憲・山花議員:「国民投票法には見直すべき大きなテーマが幾つかあり、当審査会において幅広に議論が深められることを望みます。できるだけ多くの政党会派で合意できたものをルール化することが国民投票制度の公正さを何より担保するものであると考えます」
 19日の審査会では自由討議が行われ、与党は国民投票法改正案の今国会での成立を目指し、一日も早い採決を求めています。しかし、立憲民主党などは政党のCM規制強化など議論が不十分だとして採決には慎重な立場を崩していません。来週も審査会を開いて自由討議を行う予定ですが、会期内での成立は難しい状況です。

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