早期の脱炭素社会を 気候非常事態宣言決議案を可決[2020/11/19 19:31]

 「世界は気候危機の状況に直面している」として、早期の脱炭素社会の実現を目指すとした国会決議が与野党の賛成多数で可決されました。

 自民党や立憲民主党など超党派の議員が提出した「気候非常事態宣言決議案」が衆議院で可決されました。決議案では「地球温暖化問題は気候変動の域を超えて気候危機の状況に立ち入っている」と指摘しました。そのうえで「一日も早い脱炭素社会の実現に向けて取り組みの抜本的強化を行う」と決意を示しました。この決議を受け、小泉環境大臣は「環境先進国日本の復権を果たす」と強調しました。
 小泉環境大臣:「2050年カーボンニュートラルに向け、取り組みを加速させます。これにより環境先進国日本の復権を果たして参る所存です」

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