安倍氏の国会出席も要求 “桜”“GoTo”で政権追及[2020/11/25 11:56]

 国会では予算委員会の集中審議が行われています。野党側は安倍前総理大臣の桜を見る会を巡る問題やGoToキャンペーンの運用について菅総理大臣の責任を追及しています。

 (政治部・鈴木良一記者報告)
 立憲民主党の枝野代表は、「虚偽の答弁で国会の審議が愚弄(ぐろう)された」として、安倍前総理に国会の場での説明を強く求めました。
 立憲民主党・枝野代表:「繰り返し求められたことについて、確認もろくにしないで間違ったことを言っていた。そのことについて現在の総理として前総理に対して説明を促すのは当然ではないか」
 菅総理大臣:「国会においての件については国会で決めて頂きたいと思います。私自身も安倍前総理が国会において答弁された内容について総理に確認し、答弁してきた」
 また、GoToトラベルについて枝野代表は、コロナの感染拡大の要因になっているのではないかとただしました。菅総理はGoToトラベルが地域経済を支えているのは事実で、感染拡大のエビデンスはないと反論しました。野党側は、25日午後からの予算委員会でも桜を見る会の問題と政府のコロナ対応に絞って徹底追及する考えです。

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