最西端の駐屯地を初公開 中国の海洋進出に警戒強化[2020/11/29 12:24]

 尖閣諸島から約150キロ、日本の最も西に位置する与那国駐屯地の内部を陸上自衛隊が初めて公開しました。

 与那国駐屯地では沿岸監視隊など約160人が任務にあたっていて、海洋進出を強める中国への監視を行っています。28日に完成したグラウンドは、有事の際にヘリポートや宿営地として活用するということです。また、離島の部隊で唯一、最新の戦闘射撃シミュレーターが導入されています。
 与那国駐屯地司令・古賀聡明2佐(39):「尖閣から非常に近いので、(中国の)海洋進出に関しては注視をしている。隊員もその脅威を肌身で理解をしている」

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