超党派議連で「出自を知る権利」など法整備検討へ[2020/12/09 21:39]

 第三者から精子や卵子の提供を受けて生まれた子どもの「親子関係」を明確にした法律の成立を踏まえ、今後の課題を検討する超党派の議員連盟が発足しました。

 超党派:「生殖補助医療の在り方を考える議員連盟」
 野田会長:「この法律にはまだまだ不備がありますし、抜け落ちているところも多々あります。不妊治療に対する悩み、苦しみを解決するためには深い、熱い、知見のある議論をできれば」
 先の臨時国会で成立した法律では「代理出産」の在り方や生まれた子どもが精子や卵子の提供者の情報を知る「出自を知る権利」についての規定は盛り込まれていません。こうした項目は2年後をめどに必要な法整備を検討するとしていて、超党派の議員連盟では有識者を交え、具体的な検討を進めていく方針です。

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