海自中東派遣を1年延長　来年12月まで　政府決定[2020/12/11 13:20]

　政府は中東地域での日本の船舶を守るため、情報収集任務の護衛艦の活動を1年間延長する方針を決めました。

　岸防衛大臣：「中東地域においては、日本関係船舶の防護が直ちに要する状況にはないものの、高い緊張状態が継続していることから、引き続き日本関係船舶の安全確保のための取り組みが必要とされてます」
　政府は日本版NSC（国家安全保障会議）の会議で、海上自衛隊の護衛艦による中東地域で日本関連船舶の安全を守るための情報収集任務を来年12月26日まで延長することを決定しました。海上自衛隊は今年1月から活動を開始し、これまでに3隻の護衛艦を派遣していますが、特異な事案は報告されていないということです。