北朝鮮ミサイル監視も? 宇宙作戦隊が訓練初公開[2020/12/16 16:26]

 自衛隊に新設された「宇宙作戦隊」が訓練を初公開しました。

 東京の府中基地にある航空自衛隊の宇宙作戦隊は、スペースデブリと呼ばれる宇宙ごみや不審な人工衛星を監視する任務を行います。今回、初めて公開された訓練では、7日に実際に起きた、アメリカと中国の衛星が約5キロまで接近した事例などのデータをアメリカ宇宙軍からもらい、モニター上で解析しました。衛星の打ち上げについても、2023年度の運用開始後にはアメリカ軍と協力して解析できるということで、北朝鮮のミサイルが発射された際の軌道なども監視することができる可能性があります。

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