SNSでの誹謗中傷巡り…投稿者情報の開示容易に

　フジテレビの番組に出演していた女子プロレスラーの木村花さんが、ネット上で誹謗（ひぼう）中傷を受けた後に自殺した問題を受け、総務省はネット中傷の被害者を迅速に救済できるようにする最終報告書をまとめました。誹謗中傷を書き込んだ投稿者の情報について、通常2回の手続きが必要とされる裁判手続きを1回で開示できる新たな制度の創設などが盛り込まれています。総務省では来年にも法改正する方向で検討を進めています。