自らが感染して見えた“対策の矛盾”野党議員の訴え[2021/01/01 17:25]

 新型コロナウイルスが国会議員にも広がり始めるなか、感染した議員が対策の矛盾を訴えています。

 昨年、公開されたドキュメンタリー映画で注目を浴びた小川淳也議員が国会の開会中に新型コロナウイルスに感染しました。そして先月10日、約3週間ぶりに政治活動を再開しました。自分が感染して、改めてコロナの怖さや対策の問題点を感じたといいます。
 立憲民主党・小川淳也衆院議員:「検査までたどり着くこと自体が本当に大変だとか、やっぱりなってみないと分からない。検査の対象を絞っている限り、これは潜在的な感染を把握することはできないので、検査を拡大するしかない」
 医療現場への支援や感染から復帰した人への差別の解消についても、考える必要があると指摘しています。
 立憲民主党・小川淳也衆院議員:「『自助』を強調する政権に対して、このコロナ対策も含めて『公助』を整えようじゃないかという大きな対立軸を打ち出す必要がある」

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