野党が政府のコロナ対応批判 総理の国会説明を要求[2021/01/12 17:15]

 政府が13日、関西3府県に対して緊急事態宣言の発出を決定することを受け、野党側は「対応が後手に回っている」と批判し、菅総理大臣が国会で説明するよう与党側に求めました。

 立憲民主党・安住国対委員長:「それぞれの地域から要望されて、政府が仕方なくですね、方針を転換して後ろを追い掛けるような形では、これは多分、信頼感をなくすんじゃないのかと」

 与野党の国対委員長は13日、衆議院と参議院で議院運営委員会を開いて政府側から報告を受けることで合意しました。

 野党側は菅総理の出席を求めましたが、与党側は応じず、西村経済再生担当大臣が対応する方針です。

 また、GoToトラベルの延長などを盛り込んだ第3次補正予算案について、野党側は「コロナ禍のお金の使い方を間違えている」として、医療支援などのコロナ対策を盛り込むよう予算の組み替えを求めました。

 与党側は「必要なものは予備費で対応できる」として、否定的な考えです。

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