菅総理の発信力“弱い” 身内からも指摘相次ぐ[2021/01/13 23:35]

 菅総理大臣について、自民党の外交部会に出席した議員から外交面でも発信力の弱さを指摘する声が相次ぎました。

 自民党の外交部会ではアメリカの連邦議会で起きた暴動を巡り、「トップからしっかりメッセージを出すべきだ」などと菅総理が国際社会に自身の考えを示すよう求める意見が複数の議員から出たということです。

 具体的な例としては、ドイツのメルケル首相が暴動を巡るトランプ大統領の言動を批判した一方で、大統領のアカウントを永久停止したツイッターに対しては言論の自由という観点から「問題だ」と指摘したことなどを引き合いに出しています。

 そのうえで、13日の会議では香港や台湾問題も含めて「情報発信が極めて大事だ」との声が相次ぐなど、外交面での菅総理の発信力を疑問視する見方が身内からも出ています。

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