通常国会きょう開会 コロナ対策が最大の焦点に[2021/01/18 11:51]

 新型コロナウイルス対策が最大の焦点となる通常国会が18日、始まりました。菅総理大臣は就任後、初めての施政方針演説を行います。

 (政治部・大石真依子記者)
 菅総理は、新型コロナ対策などしっかりと説明をし、国民の理解を得る国会にしたいと決意を述べました。

 菅総理大臣:「新型コロナの感染対策や、さらに不妊治療、待機児童問題、35人学級、またグリーン・デジタル、こうした課題を実現するために全力で取り組んできました。しっかり説明をさせて頂いて、国民の皆さんのご理解を頂きたい。そういう国会にしたいと思います」

 まず、政府・与党はコロナ対策の柱となる予算案と特措法改正案の成立を急ぎます。

 支持率が下げ止まらないなか、政府高官は「政権浮揚はなんといってもコロナを抑えることだ」と話していて、実績を積み上げて批判を払拭したい考えです。

 一方、野党側はコロナ対策の遅れや安倍前総理大臣や吉川元農林水産大臣の「政治とカネ」の問題などを徹底追及する構えです。

 秋までに実施される衆議院の解散・総選挙を見据え、与野党の論戦がスタートします。

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