医療従事者らに最大20万円 野党「慰労金法案」提出[2021/01/18 20:01]

 立憲民主党など野党4党は新型コロナウイルスの感染者の対応にあたる医療従事者などに対し、最大20万円の慰労金を再給付する法案を国会に提出しました。

 立憲民主党・山井衆議院議員:「最大の今の課題はコロナ病床の確保です。なぜそれが進まないかというと、コロナに対応する医療従事者の方々への処遇改善どころか処遇が悪化している。病床を確保するうえでも一番、喫緊の課題は処遇改善です」

 法案では昨年7月以降、コロナ患者の治療にあたった病院や感染者が確認された介護施設の職員などに20万円を給付するとしています。

 また、これまで対象とならなかった保育所などの子育て支援施設の職員には5万円を給付することを盛り込みました。

 これにかかる予算は2700億円程度で、約245万人が給付の対象になるということです。

 政府は昨年6月末まで医療従事者に対して1人20万円の慰労金を給付しましたが、野党側は「感染拡大によってさらなる支援が必要だ」として追加給付を求めていました。

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