菅総理「選挙結果を暴力で覆すことは許されない」[2021/01/20 14:54]

　菅総理大臣は衆議院の本会議で新大統領の就任前に混乱が続くアメリカの情勢について、「いずれの民主国家においても、平和的な政権移行は極めて重要。選挙の結果を暴力で覆すことは断じて許されない」と憂慮を表明しました。

　そのうえで、「本日就任するバイデン新大統領の下で米国民が一致団結して歩んでいくと期待をする」と述べ、分断が指摘されるアメリカの結束に期待を示しました。

　菅総理は2月中にもアメリカを訪問し、バイデン氏との会談に臨みたい考えですが、両国ともに新型コロナウイルスの感染拡大が続いていて、実現の見通しは立っていません。