2020年の消費者物価指数4年ぶり下落 コロナが影響[2021/01/22 14:14]

 総務省が発表した2020年の消費者物価指数は、値動きの大きい生鮮食品を除く指数が前年より0.2%下落した101.5でした。2016年以来、4年ぶりのマイナスです。

 原油価格の下落に加え、年間を通じたコロナ禍の影響が物価を押し下げました。

 政府の支援策「GoToトラベル」で宿泊料が16.7%下落したことなども要因となっています。

 また、去年12月の消費者物価指数は101.1となり、前年の同月と比べて1.0%下がりました。1.0%の下げ幅は2010年9月以来、10年3カ月ぶりの大きさとなります。

 総務省ではコロナの影響が大きく出ているとして、今後の動きを注視していくとしています。

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