感染症法改正案を巡って与野党の国対委員長が会談し、入院を拒否したり濃厚接触者の調査を拒否した場合などに科される刑事罰を削除することで合意しました。
立憲民主党・安住国対委員長:「刑事罰は必要でないと申し上げて、それについて理解を得られたというのは大変、大きな前進」
与党側は、入院や調査を拒否した場合には刑事罰を科さず、行政罰とすることで野党側と合意しました。その場合の過料については引き続き協議を行います。
また、緊急事態宣言前に時短営業の命令に違反した場合の過料についても、野党は引き下げを求めていて、最終的な調整を続けています。
政府・与党は29日から国会での審議を始めたい考えで、28日中の大筋合意を目指しています。
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