新型コロナウイルスのワクチン接種について、自民党は効率よく進めるために医療機関での個別接種や職場での接種を可能とするよう政府に求めることが分かりました。
自民党が提言する原案には「可及的速やかにできるだけ多くの国民が接種」できるように自治体での集団接種だけではなく、「医療機関での個別接種」の体制を整えるべきとしています。
さらに、会社員や警察官、自衛隊などを念頭に「オフィスやその近傍などで受けるられるようにするべき」と求めています。
また接種できる日時を明確に分かるようにするほか、離職中の医療従事者を活用するなど必要な人員を確保するべきとしています。
こうした提言について8日に取りまとめ、政府に申し入れる方針です。
ワクチン接種について政府は、今月中旬から医療従事者らに優先的に開始し、その後、4月に高齢者へと対象を広げていく方針です。
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