党役職に女性登用を 自・女性議員有志が申し入れ[2021/02/16 07:37]

 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長の女性蔑視発言などを受けて自民党の女性議員有志は、党の役職に女性を登用することなどを求める提言を二階幹事長に申し入れました。

 自民党・稲田朋美議員:「今の日本の女性の偏見であったり、そういったものをですね、あと女性の発言を軽視するような、そういう風潮であったり、社会変革を目指すためにやはりここで緊急に提案する意味があると思いました」

 提言では幹事長らいわゆる「党4役」や役員会メンバーに女性を登用することや、閣僚や政府の管理職の女性を倍増させること、国政選挙などで女性候補者の割合を将来的に35%にすることなどを求めています。

 この提言を受けて女性候補者の数値目標を掲げる考えがあるか問われた二階幹事長は、否定的な見解を示しました。

 自民党・二階幹事長:「我々の側から何名にしよう、何名にしようなんていうことを言ってみるところで、それよりも選挙民の皆さんがどうお考えになるかということに、しっかりと耳を傾けながら対応して参りたいと思います」「(Q.女性議員が増えにくいのは社会的障壁があるとお考えか?)障壁なんか全然ありませんよ。我々もなすべきことがあれば、そうしたことに対して配慮していくことは当然のことだと思っております」

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