橋本大臣 新会長の要請受けるなら大臣やめて離党も[2021/02/17 18:05]

 関係者によりますと、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の検討委員会は森会長の後任候補を橋本聖子オリンピック・パラリンピック担当大臣に一本化しました。国会記者会館から報告です。

 (政治部・車田慶介記者報告)
 (Q.橋本大臣はどんな様子だった?)
 橋本大臣に要請を受けるかどうか聞いたのですが、「国会で予算委員会に一日、出ていたので分からない。連絡が何もないので」とだけ答えました。

 橋本大臣は森会長の後任として当初から本命視する声がありました。これまでのアスリートとしての実績や大臣としての経験に加え、菅総理大臣が「女性や若い世代」と発言したことからも、永田町では適任との声が多く上がっていました。

 ただ、政治との中立性から大臣を辞める必要や自民党を離党しなければいけないといった条件もあり、本人が難色を示していると周辺は語っていました。

 そのため「政治家以外のアスリートがいいんじゃないか」など、別の候補を探る動きもあったようですが、今回、検討委員会が橋本大臣に要請するという新たな流れができました。

 これを受けて橋本大臣が実際、大臣の職を辞めて要請を受ける決断をするかどうかが焦点です。

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