菅総理長男との接待問題 総務省が一転して認める[2021/02/19 11:39]
総務省幹部と放送関連会社に勤める菅総理大臣の長男らとの接待問題で、総務省は19日に会食の場で放送事業に関して話していたことを一転して認めました。
総務省・秋本情報流通行政局長:「今となっては(東北新社の)木田氏や(菅総理長男の)菅氏からBS、CS、スターチャンネルの発言はあったのだろうと受け止めております」
秋本局長はこれまで、BSやCSなどについて「話題に上った記憶はない」と答弁してきましたが、一転して認めました。
また、総務省によりますと、菅総理の長男も文春オンラインが公開したBSに関して触れている音声について「自分だと思う」と認めています。
野党側は利害関係者との会食で放送行政がゆがめられたと批判を強めています。
総務省は会食を巡る調査結果を22日に公表するとしています。
一方、武田総務大臣はこの接待問題に関わる秋本局長と湯本審議官を20日付で大臣官房付に異動させると発表しました。事実上、更迭した形です。