「別人格」一転、菅総理が謝罪 国会招致は?[2021/02/22 17:37]

 「別人格」から「長男が関係」したことを菅総理大臣が謝罪するまでに進展したわけですが、今後、菅総理の長男を巡って国会はどうなっていくのでしょうか。国会記者会館から報告です。

 (政治部・鈴木良一記者報告)
 野党側は総理の親族だから特別扱いを受けたのではないかと追及しています。

 そのうえで「接待をした本人からも事情を聴くべきだ」として、菅総理の長男を国会に呼ぶよう求めています。

 22日に出た調査結果のなかで、菅総理は長男が公務員の倫理規程違反行為に関係していたということで謝罪をしました。

 ただ、父親の菅総理にも責任があるという野党の指摘に対しては、長男は別人格で調査は総務省がやっていると一線を引いた姿勢を崩していません。

 政府・与党としては24日には処分を発表し、「放送行政をゆがめた事実はない」と結論付けて幕引きしたい考えです。

 予算案の採決も近いことから、長男の出席には応じずに逃げ切りたい考えです。

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