中国の“肛門PCR” 日本人免除を政府が申し入れ[2021/03/01 19:51]
中国で行われている肛門のPCR検査について、加藤官房長官は日本政府が中国側に心理的苦痛などを理由に免除するよう申し入れをしていることを明らかにしました。
加藤官房長官によりますと、在中国日本大使館に一部の日本人から中国渡航後の検査において、肛門によるPCR検査を受けたとの情報とともに、心理的苦痛が大きいとの意見が寄せられたということです。
これを踏まえ、日本政府は肛門のPCR検査を日本人に対し免除するよう大使館を通じ、中国外務省及び北京市関係当局に申し入れを行いました。
現時点で検査方法を変更するとの回答は得られておらず、引き続き働き掛けをしていくということです。
また、現時点で何人の日本人がこうした検査を受けているかなどの詳細は不明で、中国以外の国において、同様の検査の実施は確認をされていないということです。