大学生が署名約4万筆を提出 軍事クーデターへ抗議[2021/03/04 13:01]

 軍事クーデターによる抗議デモで死傷者が相次ぐミャンマーについて、日本の大学生が国軍幹部への制裁措置などを求める署名を集めて日本の外務省に手渡しました。

 東京外国語大学・学生有志代表:「日本はNLD(国民民主連盟)と国軍の両方にパイプを持つ国でありながら現状を見る限り、ミャンマー国軍に対して明確な姿勢を示していないように思われます」

 署名を提出したのは東京外国語大学でミャンマーの母国語であるビルマ語を学ぶ学生です。

 署名では軍事クーデターへの抗議デモに対し、暴力的な弾圧を直ちにやめるよう日本政府がミャンマー国軍に強く警告することなどを求めています。

 先月21日からインターネットで呼び掛け、約4万筆が集まりました。

 これに対し、外務省は「なるべく早い段階で目に見える状況の好転が達成できるように外交努力を行いたい」と応じました。

こちらも読まれています