菅総理大臣は緊急事態宣言の延長にあたって記者会見を行い、花見や歓送迎会などでの感染対策を呼び掛けました。
 菅総理大臣:「2週間は感染拡大を抑え込むと同時に、状況をさらに慎重に見極めるために必要な期間です。当初、約束した3月7日までに宣言解除することができなかったことは大変申し訳ない思いであり、心よりおわびします。春は卒業式、入学式、歓送迎会など人生の節目であるとともに、お花見など、人が集まる機会も多くあります。今回、そうした機会であっても大人数の会食は控えて頂きますようお願いします」
 菅総理はまた、感染状況を把握するため今月末までに全国で3万カ所の高齢者施設での検査を行うほか、無症状者のモニタリングのため都市部で大規模なPCR検査を実施する方針を打ち出しました。
 一方で、延長期間の感染対策については飲食店の時短営業や不要不急の外出自粛を呼び掛けるにとどめました。                      
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