総理が福島視察「帰還できる環境整備を応援したい」[2021/03/06 12:23]

 東日本大震災から10年になるのを前に菅総理大臣は福島県を訪問し、復興の現場を視察しています。

 最初に訪れたのは約2年前に避難指示が解除された大熊町の大川原地区です。吉田町長から帰還者が増えることを想定した街づくりについて説明を受けました。菅総理は「帰還できる環境整備を応援したい」と応じました。

 続いて訪れたのはJR常磐線の双葉駅です。周辺にはまだ居住者はいませんが、来年春の避難指示解除に向けた取り組みを視察しました。

 また、浪江町にある東日本大震災慰霊碑で津波の犠牲者に対して献花しました。

 6日午後には住民らと意見交換する予定です。

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