二階氏が本腰「私が幹事長の間は女性議員優先で」[2021/03/15 23:35]
自民党の二階幹事長は女性議員との懇談会を開催し、「女性が働きやすい、発言しやすい自民党でなくては明日はない」と強調し、女性活躍に積極的に取り組む考えを示しました。
自民党・二階幹事長:「少なくとも私が幹事長の間、女性議員優先で取り組んでいきたい」
出席者からは「人口の半分が女性というなかで衆議院で女性議員が1割ではいびつだ」として、次の衆議院選挙を念頭に女性候補者を増やす取り組みや当選を重ねていけるよう支援が必要だとの声が上がりました。
こうした意見を踏まえ、二階幹事長は立候補したい女性を掘り起こすため、各地域に協力を要請したいと述べました。
懇談会の開催に至っては森喜朗氏の女性蔑視発言を受け、党の幹部会議に女性を増やすよう求める声が上がり、当初、二階幹事長は女性議員を会議に陪席させる案を示していました。
しかし、意思決定に参加できないことから批判が相次ぎ、女性議員から意見を聞く方針に転換しました。
集まった意見を党の運営に反映したいとしています。