総務省と東北新社で“食い違い” 外資規制違反巡り[2021/03/17 16:35]

 国会では、総務省と東北新社の説明で新たな食い違いが明らかになり疑問が深まっています。

 東北新社の外資規制違反を巡っては、東北新社は違反に気付いた時点で総務省に「報告した」と説明する一方、総務省は「報告は受けていない」としていて食い違っています。

 東北新社の中島社長は、16日の国会で、担当課長が休暇中だったため、当時、総務課長だった鈴木電波部長と面会した説明しましたが、鈴木電波部長は、「記憶にない」と否定していました。

 立憲民主党・小西参院議員:「井幡衛星地域放送課長は休暇中だったということですけれども、その事実関係について教えてください」

 総務省・原官房長:「井幡氏の出勤簿、それから本人にも確認しましたところ、東北新社の説明とは異なり、7日から11日まで井幡は出勤していたという報告を受けております」

 立憲民主党・小西参院議員:「今の答弁が事実だとすると東北新社の中島社長は国会で事実に反することを言っていることになりますので、この委員会に中島社長を招致することを要請致します」

 新たな食い違いが明らかになり、野党側は、中島社長や総務省関係者らの証人喚問を求めました。

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