宮城に“まん延防止措置”検討を 急拡大で尾身会長[2021/03/25 12:06]

 政府の新型コロナ対策分科会の尾身茂会長は感染が急拡大している宮城県について、新たに創設した蔓延(まんえん)防止等重点措置を適用するなどの対策の強化を求めました。

 コロナ対策分科会・尾身会長:「宮城県、それから国にマンボウ(蔓延防止等重点措置)を含めた感染対策、強力な対策を検討して、それから実施して頂きたい」

 尾身会長は、地域によってはリバウンドの兆候が見られることについて、飲食店での時短営業などの対策を打つべきだと強調しました。

 感染拡大が続く宮城県ではリスクの高いところに積極的に検査を行い、保健師らを派遣して人手不足に対応するべきだと述べました。

 蔓延防止等重点措置が適用されると、都道府県知事の命令に従わなかった場合、罰則が科されることになります。

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