“ワクチン選べる”発言撤回に公明・山口代表が苦言[2021/03/30 19:56]

 新型コロナウイルスのワクチンについて政府の小林大臣補佐官が「選べる」とした発言を河野大臣が撤回したことについて、公明党の山口代表は「統一して情報を発信してほしい」と苦言を呈しました。

 公明党・山口代表:「前から政府として統一して情報発信をいわゆる『ワンボイス』で国民に発して頂きたいと、混乱招くような情報発信は望ましくないということを再三、申し上げて参りました。政府は統一的な考え方を国民に混乱を与えることなく、提供してもらいたいと強く思います」

 新型コロナウイルスのワクチンについて小林補佐官は、接種の際に「希望するものを選択できる」と発言していました。

 しかし、その後に河野大臣は「発言は勇み足だった」と述べて撤回し、謝罪しました。

 山口代表は政府の情報発信に苦言を呈したうえで、ワクチン接種の際に「目や耳が不自由な方は日常生活で他の方との接触が重要な要素となっているため、優先的に接種できるよう検討してほしい」と注文しました。

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