尾身会長「大阪にまん延防止措置を検討すべき」[2021/03/31 11:30]

 政府のコロナ対策分科会の尾身会長は新型コロナウイルスの感染が再拡大している大阪府に対して、まん延防止等重点措置の適用を検討する時期だという考えを示しました。

 尾身会長:「人々はどういうふうにしたらさらなる行動変容に協力して頂けるか。十分、考慮したうえで私はもうマンボウ(まん延防止等重点措置)を発令することを検討する時期にきていると思います」

 また、尾身会長は春休みの影響で若者が飲み会などの行事を行っていることが急速な感染拡大につながっているとの見方を示しました。

 そのうえで「兆候があれば早く強い対策を取り、感染拡大を防ぐ努力が必要だ」と強調しました。

 政府は31日夕方以降、西村経済再生担当大臣や田村厚生労働大臣、赤羽国土交通大臣を総理官邸に集めて大阪府のまん延防止等重点措置の適用について協議する予定です。

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