「旧姓使用の拡大を」賛成派を牽制 自民で議連設立[2021/04/01 17:15]
自民党では先月25日の選択的夫婦別姓賛成派に続き、今月1日には慎重派が議員連盟を立ち上げました。
自民党・中曽根弘文代表:「旧姓の通称使用の正しい理解を広げる。そして、その拡大や周知を促進する」
自民党は高市早苗前総務大臣ら保守派の議員を中心に結婚前の姓を通称として使いやすくすることを目指す議連を立ち上げました。
約150人の議員が参加しています。
党内で選択的夫婦別姓の導入に賛成する意見が広がるなか、出席者からは「まず、旧姓使用の拡大を行うべきだ」と牽制(けんせい)する声も出ています。
1日の会合では高市前総務大臣の私案が示されました。
それによりますと、婚姻届けを提出する際に旧姓の通称使用を希望した人に対して社会生活の幅広い分野で使用できるように地方自治体や事業者などに義務付けるというものです。
これに対して賛同する声が多かったということです。