ワクチン接種状況の管理システム 一部不具合が判明[2021/04/08 18:54]
新型コロナウイルスのワクチン接種について国や自治体が接種状況などを管理するシステムに一部、不具合があることが野党のヒアリングで明らかになりました。
不具合があったのはワクチンの接種実績や在庫量などについて国や自治体、医療機関が情報共有を行うための「V−SYS」というシステムです。
厚生労働省によりますと、都道府県ごとの接種回数の集計が5日から表示されない状態が続いているということです。
野党側は「自治体が進捗(しんちょく)状況を把握できないのではないか」と指摘しました。
これに対し、厚労省は「接種のデータは把握していて、手作業で計算はできる」と説明しましたが、いつまでに不具合が解消できるかは明確にしませんでした。