“再拡大は政府の対策の遅れ”野党が集中審議を要求[2021/04/14 14:57]

 立憲民主党などの野党は新型コロナウイルスへの政府の対応の遅れが感染の再拡大につながったとして予算委員会の集中審議を開催し、菅総理大臣が出席するよう与党側に求めました。

 立憲民主党・安住国対委員長:「コロナ対策は、やはり後手後手であると。変異株の本格的な検査等が遅れに遅れていて、実態が分からないまま、また感染が広がっていく。政府の対策の遅れ、地方自治体の連携不足が大きな影響を与えているのではないか」

 また、立憲民主党の安住国対委員長は、東京電力福島第一原発の処理水の扱いを巡り、政府が海洋放出を決めた経緯について、「説明する責任がある」として、菅総理の考えをただす方針です。

 野党側は今週末に菅総理がアメリカから帰国した後、速やかに集中審議を行うよう求めたのに対し、自民党の森山国対委員長は持ち帰って検討するとしました。

 一方、日米首脳会談の国会報告と質疑については、20日の衆議院の本会議で菅総理自身が行うことで合意しました。

▲このニュースはテレビ朝日が開発した「AIxCGアナウンサー 花里ゆいな」がお届けしています。

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