COVAXサミットへ 途上国人口3割にワクチンを[2021/04/15 23:41]

 日本などが主催してワクチンの公平な供給を目指す国際枠組み「COVAX」の首脳会合を今年6月に開き、途上国の人口3割にワクチンが行き渡るよう目指すことが分かりました。

 外務省によりますと、COVAXのサミットは日本やアフリカなどが主催し、6月にオンラインで開かれ、日本からは菅総理大臣が出席する予定です。

 この他にも、アメリカなど途上国向けのワクチン購入に資金を出している国とワクチンの供給を受ける国、数十カ国の首脳が参加します。

 COVAXは今年中に支援を受ける国の人口の「20%」にワクチンの供給を目指していましたが、目標を「30%程度」に引き上げたため、追加で20億ドルの資金が必要になりました。

 日本はすでに2億ドル出資していますが、さらに支援の上積みを検討しているほか、サミット主催国として各国に資金提供を呼び掛けることにしています。

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