また法案ミス 地方公務員法改正案の条文で2件[2021/04/21 13:23]

 政府が国会に提出した法案に相次いでミスが見つかった問題で、地方公務員法の改正案にも誤りがあったことが新たに分かりました。

 地方公務員の定年の引き上げに関する地方公務員法の改正案は去年、通常国会に提出されて以来、継続審議となっています。

 今月に入り、施行日を修正する必要から修正案を審査していた際に、条文に2件の誤りがあることに気付いたということです。

 具体的には、引用する条文の箇所を間違えていたり、及びという文言が抜けていたりしました。

 野党側は、ミスの経緯などについて加藤官房長官による国会への報告を求めていて、与党側は応じる方針です。

 また、2018年に改正された公職選挙法の条文にミスが見つかったものの、2年以上、参議院法制局が放置していたことも20日に判明しました。

 ミスを巡っては、今の国会に提出された24本の法案と条約に見つかっています。

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