秋までにワクチン一般接種を終わらせるべき 自民党[2021/04/26 15:33]

 新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、自民党は24時間体制の環境を整備するなどあらゆる方策を尽くして、秋までに一般接種を終わらせるべきだとする提言をまとめました。

 自民党・下村政調会長:「供給に合わせて、しっかりと同時に接種できるような体制を、さらに政府には求めるところです」

 提言では、離職中の医療従事者に参加を募るなどして24時間体制の環境を整備し、高齢者の接種を一日も早く完了させるべきとしています。

 16歳以上で希望する一般の人の接種を9月末ごろまでに終わらせるべきだとしました。

 また、出遅れた国産ワクチンの開発については「不退転の決意で臨む」として、1000億円を超える規模での基金を創設することを求めました。

 日本特有の変異株に対応する国産ワクチンの実用化が急がれるとして、承認プロセスを臨機応変にすることも提案しています。

 今月27日に政府側に申し入れる方針です。

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