菅総理出席のもと集中審議 5月10日開催で合意[2021/04/27 19:39]

 自民党と立憲民主党の国会対策委員長が会談し、菅総理大臣出席のもと、新型コロナ対応などに関する集中審議を来月10日に行うことで合意しました。

 集中審議は衆議院と参議院でそれぞれ予算委員会を開いて行われます。

 野党側は、コロナ対応の遅れが感染の再拡大につながったとして、政府の姿勢をただす方針です。

 東京電力福島第一原発の処理水の扱いを巡り、政府が海洋放出を決定した経緯についても、説明を求めます。

 また、自民党の森山国対委員長は会談のなかで、緊急事態宣言の発出により追加で必要となる歳出について、政府が今月30日に閣議決定する方針であることを伝えました。

 今年度は新型コロナ対策の予備費として5兆円を計上していますが、今回、自治体を支援するための「地方創生臨時交付金」として約5000億円を充てるということです。

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