高齢者全員分のワクチン 6月末までに配送通知[2021/05/01 06:38]

 ワクチン接種を担当する河野大臣は、高齢者全員が2回ずつ接種できるワクチンを来月末までに全国のすべての市区町村に配送する計画を決定し、連絡したことを明らかにしました。

 “ワクチン接種担当”・河野大臣:「それぞれの自治体の全高齢者が2回打つことができる量のワクチンを6月の末までに、それぞれ自治体にお配りを致します」

 河野大臣はまた、各自治体に対して、7月末までに前倒しで接種を終えるよう検討を依頼していることを明らかにしました。

 さらに、ワクチン接種を進めるため、時間外や休日の接種に対する診療報酬を上乗せすることも表明しました。

 一方、東京都で行われる大規模接種の概要も決まりました。

 今月24日から3カ月間、土曜、日曜、祝日を含めた午前8時から午後8時まで開設されます。

 対象は、東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県に居住する65歳以上の高齢者や基礎疾患のある人、介護従事者などです。

 また、大阪府に設置する大規模接種会場については、1日、防衛省が候補地を視察したうえで選定する方針です。

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