菅総理会見「解除基準はステージ4脱却が目安」[2021/05/07 23:30]

　菅総理大臣は緊急事態宣言の延長にあたって記者会見を行い、解除の基準は「ステージ4」からの脱却が目安になるという認識を示しました。

　菅総理大臣：「解除基準については基本的対処方針、ここにも書かれている通り、ステージ4、ここを脱却することを目安となりますが、具体的には専門家や自治体の意見を聞きながら総合的に判断していきたい」

　ステージ4をクリアするためには、病床使用率が半数を下回ることなどが必要になります。

　一方、夏の東京オリンピック・パラリンピックについては「安全安心の大会を実現することは可能だ」と強調し、大会関係者と一般国民が交わらないなどの対策を実施する考えを示しました。

　また、ワクチンの一般の人への接種について高齢者への接種の見通しがついた自治体から来月中に開始する方針を明かにしました。

　さらに、来年分のワクチンとしてモデルナ社やノババックス社と2億回分の供給に向けた協議を進めていることも明かにしました。