“森友・赤木ファイル”財務省が麻生大臣発言で釈明[2021/05/11 12:02]

 森友学園を巡る問題で麻生財務大臣が10日、国会で、いわゆる「赤木ファイル」の存在を知ったのは「かなり前だ」と述べたことについて、財務省は存在そのものを知っていたということではないと釈明しました。

 財務省担当者:「原告から、今、話題になっている、いわゆる赤木ファイルの存否を明らかにして、現在、継続中の国家賠償請求訴訟に対して提出してほしいと。そうしたことについて、かなり前から知っていたという旨を申し上げたと」

 森友学園を巡る公文書改ざん問題で、自殺した近畿財務局の職員が経緯を書き残したとされる、いわゆる「赤木ファイル」について、野党は詳細をただしましたが、財務省は「回答を差し控える」と繰り返しました。

 「赤木ファイル」は6月23日に裁判所に提出される予定です。

 野党側は、国会にも提出するよう求めています。

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