改憲手続き定めた「国民投票法改正案」が衆議院通過[2021/05/11 13:46]

 憲法改正の手続きを定めた国民投票法の改正案について、11日に衆議院本会議で与党と立憲民主党など野党の賛成多数で可決されました。

 国民投票法改正案は、投票場所などの利便性を国政選挙と同様に高めるもので、3年前に与党などが提出しました。

 ただ、安倍政権下では実質審議が進まず、菅政権になった去年に審議入りしました。

 立憲民主党は、国民投票の際に政党などが流すCMへの規制などを求めて改正案に反対してきました。

 ただ先週、附則に3年以内をめどに必要な法整備を求めることを盛り込んだ修正案を提出して与党と合意しました。

 衆議院の本会議では与党と立憲民主党などが、この修正された改正案に賛成して賛成多数で可決されました。

 来週に参議院でも審議が始まり、今の国会で成立する見通しです。

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