「今の時勢とは真逆」入管法改正案12日の採決見送り[2021/05/12 18:24]

 出入国管理法改正案を巡り、与党は12日中の採決を見送りました。

 立憲民主党・安住国対委員長:「(母国に)帰るに帰れない人だっているんだから。強制退去を3回目以降できますよみたいな法案は、今の時勢とは真逆のやり方ですよと」

 改正案は、外国人の入管施設での収容が長期化している問題を受け、送還のルールなどを見直すものです。

 与党側は12日中の採決を目指していましたが、野党側がスリランカ人の女性が入管施設で死亡した問題の実態解明が前提だと反発したため、採決を断念しました。

 改めて14日にも採決したい考えです。

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