与野党 入管法改正案をめぐり修正協議か[2021/05/13 22:41]

 外国人の収容や送還のルールを見直す入管法改正案を巡り、野党側が10項目にわたる修正案を示しました。与党側は14日の採決を目指していて、与野党の協議が大詰めを迎えています。

 改正案は外国人の入管施設での収容の長期化を改善するために難民認定の申請を原則2回までに制限し、それ以降は送還を可能とするなどとしています。

 野党側は送還後、本国で投獄される恐れなどに配慮し、この規定を削除することや強制退去命令違反への罰則を削除することなどを求めました。

 与党側は14日の採決を目指して法案の一部修正に応じる姿勢を見せていますが、野党側と合意できるかは不透明で、14日も断続的に協議が続く見通しです。

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